小保・榎津の町並み

大川の一画には江戸時代の風情を色濃く残す町並みがあります。
かつて久留米藩と柳川藩の藩境にあったことから「藩境のまち」と呼ばれるこの地区には、旧吉原家住宅をはじめとする伝統的建造物が数多く残されています。
また木工や酢、漆など伝統的な職人も多く暮らしており、通りを歩くことで町のあちこちに木工工場や伝統工芸品を見つけることもできます。
かつて久留米藩と柳川藩の藩境にあったことから「藩境のまち」と呼ばれるこの地区には、旧吉原家住宅をはじめとする伝統的建造物が数多く残されています。
また木工や酢、漆など伝統的な職人も多く暮らしており、通りを歩くことで町のあちこちに木工工場や伝統工芸品を見つけることもできます。
旧吉原家住宅

柳川藩小保町の別当職(行政的な支配者)を代々勤め、後に柳川藩の村落である蒲池組の大庄屋となった吉原家の居宅です。
大規模な建築でありながら細部の意匠に優れ、文政八年(1825年)の書墨が残っていることから建築年代も確実な建造物ということで国指定重要文化財に指定されています。
二百年前の建造物の粋を間近で見ることができるほか、室内の美しい装飾の数々からは木工の町として栄えた大川の職人技術の歴史を垣間見ることもできます。
月曜を除く朝9時から夕方17時(入館は16時30分)まで見学可能で、併設された資料館では小保・榎津の伝統的町並みが紹介されています。
大規模な建築でありながら細部の意匠に優れ、文政八年(1825年)の書墨が残っていることから建築年代も確実な建造物ということで国指定重要文化財に指定されています。
二百年前の建造物の粋を間近で見ることができるほか、室内の美しい装飾の数々からは木工の町として栄えた大川の職人技術の歴史を垣間見ることもできます。
月曜を除く朝9時から夕方17時(入館は16時30分)まで見学可能で、併設された資料館では小保・榎津の伝統的町並みが紹介されています。