柳川で初めて“うなぎのせいろ蒸し”を作ったうなぎ料理の老舗「元祖　本吉屋」。鹿児島産のうなぎを使い、江戸時代の創業より代々受け継がれた秘伝のタレでいただきます。古い日本家屋を利用した店内は落ち着いた雰囲気。座敷は個室になっており、ゆったりと食事が楽しめます。

看板商品のうなぎのせいろ蒸しは、ふっくらした食感のうなぎとご飯の絶妙な味わいが自慢です。美味しさの秘密は、うなぎを備長炭でじっくり焼き、2度蒸しをすること。時間と手間をかけることで、うなぎのタレがご飯にじんわりと浸みこみ、おいしさがパワーアップします。お子様や、“ちょっと食べたい”という人には「ミニせいろ」もあります。

食事のお客様には、自家製のうなぎの骨の唐揚げのサービスがあり好評です。なかには、これを目的に来店する人もいるのだとか。また、平日のランチ時には食後のコーヒーのサービスもあります。行き届いたサービスも元祖 本吉屋の魅力です。

“大川でもうなぎが食べられることに驚かれるお客様が多いんですよ”と店長。本場の柳川より少し離れた立地なので、料金も少しリーズナブル。また、ゆったりと食事ができるということから、うなぎ料理の穴場スポットとして遠方から訪れる観光客も多いそう。

せいろむし・蒲焼などは持ち帰りが可能。うなぎは全国にも発送できるので、家庭で老舗の味が手軽に楽しめます。

毎年2～3月末のひな祭りシーズンには柳川さげもんが展示され、色とりどりの吊るし雛で華やかな雰囲気になります。