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仁田原建具製作所

ずっとお客様と共に

創業から60年、仁田原建具製作所は家族三代にわたって建具を作り続けてきた建具職人の一家です。
積み上げてきた経験と伝統を代々受け継ぎ、今日まで大切に守り続けています。

親から子、子から孫。
世代を超えて仁田原建具の作品を大切に扱ってくださるお客様のために、いつでも頼りにしていただける場所をご用意すること。
それも初代から受け継いだ思いのひとつだそうです。

お客様の心に寄り添った仕事がしたいという初代の信念を掲げる仁田原建具はため息が出るほど丁寧な仕事ぶりです。
その筆頭が、大川の伝統攻撃である組子の技法。
鮮やかに彩られた大川組子は、日本の支援を鮮やかに切り取り、そのまま描き出したかのような仕上がりをみせます。
大きな作品になると建具ひとつに18もの組子の図柄が入るそうですが、そのひとつひとつに匠の技法が輝いています。

見た目の美しさはもちろん、見えない部分にも技や心は吹き込まれています。
たとえば釘の代わりにホゾ加工(ふたつの材をズレなく接合するために突起を施す加工)を施したり、部材を裁断することなく木の皮一枚の薄さで繋げたり。
そのどれもが、10年先、20年先でもお客様が作品を愛していられるようにするため。これこそが本物の職人仕事なのだと、二代目の進一さんは語ります。

二代目の進一さんは、先代から継いだ伝統的な組子技法を修行する傍ら、建築用の設計ソフトCADを使用した割付図(寸法に応じて取付位置を決めることを割付といい、それを図面に表したもの)の製作も取り入れました。
それはお客様のイメージと仕上がった作品が相違ないようにとの配慮から、1/100ミリまで割付図や図案を設計し、培った経験と勘から形に仕上げていきます。
職人の道を歩んで30年以上経ったいまでも、本人いわく「まだまだ勉強中」。時間があれば組子研究所に足を運び、新たな技術を学んでいます。

仁田原建具製作所の工房に併設された展示ルームでは、数々の建具作品を見学することができます。
事前の予約で見学もできますので、ぜひ直接その目で組子の技をご覧になってください。
※工場見学は仕事の状況等によりお断りさせていただく場合もあるとのことですので、必ず事前のご連絡をお願いします。

現在、進一さんは主に建具作りを行っており、三代目となる二人の息子さんも目下修行中。
後継者不足に悩む大川の建具業の中でも珍しい存在です。
「祖父、父、兄の背中を追っていたら組子の世界に魅入られていた」とは次男の進二さん。
本物の大川組子を後世に残したいという思いは、三代目にもしっかりと伝わっています。

また仁田原建具製作所ではより多くの方々に組子の魅力を伝えるため、組子コースターの手作りキットを制作販売しております。
大川木工まつりをはじめ、日本各地の展示会やイベントでの実演販売も行うなど、組子の魅力を広める活動にも精力的です。

店舗名

仁田原建具製作所

住所

〒831-0005 大川市向島924-6

営業時間

8:00-19:00

予約

定休日

不定休

TEL

0944-86-4302

代表者名

仁田原進一

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