大川独自のタレ付け唐揚げ。そのスタイルは故・平野敏典さんが築地の日本料理店での経験を活かし「もっとおいしい唐揚げを提供したい」と『大将』を創業した日から始まる。現在、お店を切り盛りしているのは妻の澄子さんと娘の明子さんです。

毎日状態を見ながらつぎ足す油。長年のカンで読む最適な油の温度。丁寧に付けられる下味。

肉を入れて5分が目途のザル上げ。

使い込まれた厨房の中、親子の息の合った作業で輝く唐揚げが作られていく。

付けダレは昆布だしがベースのやさしい味わい。これを毎日欠かさず作る。
揚げたての唐揚げはタレに付けてもしんなりせず、不思議と食べやすさと旨みが増す。

【タレ付けからあげ（1人前500円～）】ずらりと並んだラインナップは『骨なし（もも）』『骨付き（胸）』『手羽先』『砂ずり』『肝』そして『もも一本』の唐揚げオールスターズ。

タレは昆布だしベースのしょうゆ味。やさしい味で何個でもいける。これに一味やガーリックパウダーを投入すると、さらにお酒がすすむ味に！

創業から59年間、ここの唐揚げはどれだけの数の大川の食卓を支えてきたのだろう。まわりには新しいお店も増えた。でも「変わらないことを大事にしたい」という明子さん。その想いは大川っ子の心と舌に確実に届いている。

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＜店舗情報＞
■住所　　：〒831-0016 福岡県大川市酒見１−３
■営業時間：11:00～21:00
■予約　　：0944-86-6924／0944-88-1828
■定休日　：月／第2・4火曜