◆筑後川昇開橋(国指定重要文化財、機械遺産認定)
1935年旧国鉄佐賀線の鉄橋として筑後川河口に架設された全長507mにもおよぶ東洋一の可動式鉄橋で、筑後川をまたいで大川市と佐賀市諸富町をつないでいます。
現存する可動橋の中では全国で最古のもので、平成15年5月30日に国の重要文化財に指定、平成19年8月には日本機械学会の「機械遺産」としても認定されました。
筑後川の水位は干満差の大きい有明海に大きく影響されるため、列車通過時には、高さ約30mの鉄橋から可動桁を下げ線路をつなぎ、それ以外は船の往来のため可動橋を上げる構造になっていました。
1987年の佐賀線廃止に伴い、線路としての役目を終えましたが、町のシンボルである昇開橋を残そうという地元住民の強い要望により、1996年に遊歩道として復活。現在も大川を代表する風景のひとつとして市民から親しまれています。
可動橋は、午前9時から午後4時半まで、大川市と佐賀市諸富町をつなぎ歩いて渡ることができます。周辺は公園が整備されており、市民や観光客の憩いの場となっています。夕日が美しく見えるスポットとしてもおすすめで、夜はライトアップもされています。
店舗名
公益財団法人 筑後川昇開橋観光財団
住所
佐賀県佐賀市向島 諸富町大字為重石塚
営業時間
予約
定休日
毎週月曜日(祝日の場合翌日)、12月29日~1月3日
TEL
0944-87-9919
代表者名
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